食品の変質を起こす三大因子

食品の品質を維持したまま消費者に届けるのは、その食品に既に含まれる変質因子を除去する食品加工技術と、包装後の品質維持や外部からの原因因子侵入を防ぎ環境的にも影響を最小限のとどめるような包装技術の両方が整って初めてなされるものと言われています。変質を起こす原因には生物、化学変化、物理変化の三つと言われ、これらに各種環境条件が加わってその変質を加速させ、かつそれぞれの原因が複雑に影響しあって起こると言われています。さらに食品にはこのようなどちらかと言えばネガティブな側面と、消費者の購買意欲をそそるにおいや色といった美味しさを物語る要素も加わってきます。最近の健康ブームではさらに本来持っている栄養や安全性という基本的な特性とともに人の体に良い影響を与える機能的特性をも要求されてくるようになってきました。ちなみに、基本的特性とは、たんぱく質といった栄養素プラス農薬など有毒物質の含まれない安全性が代表的なところでしょう。一方、機能的なものに分類されるのが各人がもっている嗜好性や健康に良いと言われるような生体をうまくコントロールする機能があります。さらに、今日の食品包装をここまで発展させてきた大きな特性をして物流に適した形式へと進化させた流通特性も忘れてはいけません。流通段階で起こり得るあらゆる変質原因を考え、見合った包装を作り上げていくことで初めて為しうるものだからです。